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ブルーロック ~サッカーアニメに革命が起きる~
4/19(金)から『劇場版 ブルーロック -EPISPDE凪-』が公開。
今から楽しみでしかないですが、ちょっと前にこのTVアニメを知人に勧められて観た時の衝撃。
面白過ぎてあっという間に一気見してしまった。
だからもう今回は、結論から言うと、ただただ、とにかくコレ観て欲しい、めっちゃ面白いから!、というオススメ記事、です。
この劇場版の公開に先立って(というかそのタイミングにあやかって)、TVアニメのあらすじや見どころをご紹介!
1.個人的な思い出
『ブルーロック』はサッカーアニメだが、いきなり個人的な思い出から語る。笑
少年時代からずっとサッカーやってた(あまりうまくはないので補欠要員だったけども・・・)。
だからその当時の世代のサッカーマンガはコミックでもそこそこ読んでた。『キャプテン翼』、『シュート!』、『ホイッスル!』・・・。
どれも、少年から高校生まで幅広く愛され、淡く甘酸っぱい青春と“必殺技”と共に紡がれる熱き男たちのスポ根魂。
サッカーは11人のチームワークスポーツ、11人対11人、それぞれポジションにある役割を果たし、
守備から攻撃へと転じ、全員でゲームを作り、パスを繋ぎ、相手のゴールを脅かすスポーツ。
1点でも多く得点を獲り、1点でも多く失点防いだチームの勝ち。
自分がサッカー始めた頃にJリーグが発足し、プロのサッカー選手に憧れた。Jリーグチップスを買いまくった。そして、選手のカードだけ取って、チップス食べずに捨てて怒られた。そんな“ビックリマン”に次ぐ悪しき社会現象が生まれた。
世界で活躍する日本人選手や海外選手に憧れ、来る日も来る日も仲間と練習に励んだ青春の1ページ、、、“それ”がサッカー。
・・・・・のはずだった。コレを観るまでは!
2.“ブルーロック”とは?
『ブルーロック』、この作品の主義主張からすればそんな思い出に浸るようなスポーツはもはや“サッカー”ではない。
“それ”も1つのサッカーの形ではあるが、少なくとも“それ”を目指すサッカーアニメではない。
「そんなんだから、お前ら、日本は、世界で勝てないんだよ!」と。
恐ろしいほど“むき出し”哲学のサッカー。一切の甘えや雑念がない、ただただ“世界に勝つため”の人材を養成する途方もないシステム。これ以上ないほどストイックに“ストライカー”を突き詰めていくサッカーバトルロワイヤル。
300人の高校生“ストライカー”のみが呼ばれた強化合宿、いや、強化合宿という名の隔離、軟禁。
その収容施設が“ブルーロック”。
ここに集められた300人の“ストライカー”。つまり、得点屋、攻撃担当のみが日々の課題や練習でランキングされ、生き残りをかけて戦う。もはや己の属性や特性を活かし、追加し、発展させながら戦うバトルマンガ。
ルールを侵したり、勝負やお題をクリアできず脱落した者は、この“ブルーロック”から去る、のみならず、今後のサッカー人生を絶たれるに等しい罰則が儲けられている。
こんな非情なまでに追い込まれた環境で、ギリギリの勝負を課され続け、彼らの能力が覚醒していく・・・。
3.システムとストライカーの資質
「1人でもゲームを支配し、点を獲る」のが“ストライカー”であるが故、基本的には個人戦ではあるが、チームに組み分けされ、共同生活や、チーム同士での対抗戦もあり、チーム全体で課されるお題や昇降格もある。
そこで芽生えるライバル心や、反発、離合集散を繰り返し、しのぎを削り、蹴落とし合って個人に磨きをかける、それが“ブルーロック”。
“ストライカー”だけあって、全員が主役級にキャラが濃い。
潔世一(いさぎ よいち)という主人公はいるが、最初は彼が底辺クラスのため、オタオタしているとどんどん周りにキャラが食われていく。
ドリブル、ミドルシュート、俊足、柔軟性、正確性、打点の高さ、フィジカルの強さ、手足の長さ、最終ラインからの飛び出し、、、、。
次から次に出てくる秀でた才能を持つライバルたち。こんな蹴落とし合いの群雄割拠の中で、「自分には何があるっけ?」レベルの主人公の奮闘と成長を描く。
4.日本サッカーの「決定力不足」に切り込む魅力的なキャラクターたち
昔から日本のサッカーは“決定力不足”と言われ続けている。
そこにガッツリ切り込み、「それを克服するためにはこれ、すわなち“ブルーロック”しかない!」という計画に飲まれている高校生“ストライカー”達の奮闘を描く。
1日1話ずつとか、空いて時間で観てみようかなー、とか軽い気持ちで観てみたら、1クール全24話、1週間弱ぐらいで見切ってしまった。めちゃくちゃ面白かった。
サッカーを良く知らなくても楽しめる。キャラもそれぞれ立ってて“推し”もできることは必須。
本当は1人ずつ主要なメンバーを紹介したいが、たくさんいて書ききれないのでビジュアル頼みで詳細割愛。
というか、なかなか文字だけで説明しても、この『ブルーロック』の雰囲気をベースにしないと伝わらない気がするので騙されたと思って是非観てみて欲しい。(手抜きでスミマセン。)
こちらに公式サイトで劇場版に出てくる主要キャラクターが見れるので気になったら是非チェック!
4/19(金)公開の劇場版は、TVアニメの主人公の潔世一、ではなく、「めんどくさい」が口グセの高校2年生・凪 誠士郎が主人公。
彼はもともと特に何も目標もなく生きてきて、同じ学校の御曹司のストライカー御影玲王(彼も“ブルーロック”に)に、たまたま才能を見出されて無理矢理“宝物”だと相棒にさせられ、ここにも無理矢理連れてこられたような存在。
そんな彼が“ブルーロック”で潔世一と出会ったことで覚醒するキャラクター。
ミステリアスだけど徐々に内なる闘志が垣間見えてくる魅力的なキャラクターの1人。
そして、なにより、ここが一番肝心な部分かも知れないが出てくるキャラクター、“全員が攻め手”。
これだけで成り立たせるストーリー。今まで、そんな“フォワードばっかのサッカーアニメ”はなかった。
サッカーアニメの常識を覆すアニメを是非ご堪能ください。ワクワク感がハンパないって!!
ちなみに、、、
「サッカー」ではなく、「野球」に関する世界の映画を何本かご紹介している記事も書いています。
ご興味あれば、是非読んでみてください。
【映画オススメ】W.B.M. ~World・Baseball・Movies~ 世界の「野球」の映画
matchypotterのFilmarksのレビューはこちら↓
ブルーロックのmatchypotterのアニメレビュー・感想・評価 | Filmarksアニメ
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