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W.B.M. ~World・Baseball・Movies~ 世界の「野球」の映画
最近、まったく別の話題で大リーグで活躍中のあの選手とその周りが大騒ぎですが、それはさておき、、、。
「スポーツの映画だ!」
ということで、世界の野球大会と言えば、“W.B.C”.、だから僕が最近観た“野球”にちなんだ映画を“W.B.M.(World・Baseball・Movies)”としてご紹介。
結構たくさんありますよね。
映画大国アメリカと私の母国の日本は、野球が盛んなので、そんな映画もたくさん。
割と有名な作品に偏るけども、アツく、厳しく、心温まるスポーツマンシップをどうぞ!
※もう、順番とかにこだわらず、めっちゃ順不同で。
※野球っぽく、9作品で打線組んだらおもしろい、とか思ったけど、まだ私のレベルがそこに到達できない!
それぞれFilmarksで個人的な備忘録も書いてるのでよろしければどうぞ。
matchypotterさんの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
1.『フィールド・オブ・ドリームス』(1989)
1989年の映画。主演は名優ケヴィンコスナー。最近『ウォーター・ワールド』も改めて観たけど、やっぱりカッコいい。
“それを作れば、彼がやってくる”
彼が住んでる片田舎のトウモロコシ畑に“それ”を作ると“彼”がやってくる、という謎の啓示がある。
・・・・は?だけど・・・。
最初は半信半疑でいたずらとして片付けようとするが、徐々に使命感に背中を押され、自分の生活費、時間、その他何もかもを犠牲にして一念発起で“それ”=野球場、を作っちゃう映画。
その“声”を信じ、とても説明がつかないあれこれを信じ、飲み込みながら彼が進んだその先に・・・・。
“奇跡”が起きるベースボールファンタジー。
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2.『42~世界を変えた男~』(2013)
2013年の映画。だけど、時代は1945年の第二次世界大戦直後ぐらいのアメリカの球界を描いた作品。
主演は、亡くなってしまった“ブラック・パンサー”こと、チャドウィック・ボーズマン。
この頃のアメリカはまだまだ“肌の色”の問題が色濃く残る。
野球はまだまだ“白”側の占有する業界。「白人専用○○」「有色人用○○」・・・。
「ビジネスだ!」という名目で、ハリソン・フォード演じる球団の支配人が、チャドウィック・ボーズマン演じる黒人選手を無理矢理チームに連れてきて、2人で白人の“黒人ヘイト文化”の壁と摩擦と戦っていく物語。
「スポーツは人種を超える」
これを地でいく話。
だからと言って「そうですか、さぁさぁ、ようこそ」となるわけもなく、いじめ、嫌がらせ、差別、罵声、すべてが彼に襲い掛かるが、それに“歯向かう”だけでさらに悪者扱い。
ただの勝った負けたの野球の試合の映画派ではない。
彼の肉体、精神、アイデンティティ、持てる力すべてで、“アメリカ”に立ち向かう映画。
彼と支配人と、まさに本当の意味での“スポーツマンシップ”とはなんぞ?を体験できる。
公式サイトはこちらから。
3.『ROOKIES-卒業-』(2009)
2009年。原作マンガ『ROOKIES』、からの、TVドラマを経ての、最後の劇場版。
「夢にときめけ!明日にきらめけ!!目指せ、甲子園!!!」
佐藤隆太演じるアツいだけが取り柄の高校教師川藤が、不良どもが巣食ってる廃部寸前の野球部を立て直し、不良たちと共に甲子園を目指す映画。
コミックが面白過ぎるのでまずはそこをオススメ。しかしTVドラマの醍醐味。それが実写化するキャスト力。すごい。
こ、こいつらが。今は1人で映画の主役張れるあの人、この人が、、、、卒業。最高。
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4.『メジャーリーグ』(1989)
シリーズ3作まで続く名シリーズ。
主演はチャーリー・シーン、、、なんだけど、どこのサイト見ても一番最初のクレジットはトム・ベレンジャーだから、こっちが主役か。
この作品、日本的に有名なのは2から、とんねるずの石橋貴明が“タカ・田中”役で出てくるところ。
存在感がなかなかで、ちゃっかり豪快に、当時の貴さんのノリそのままなのが見どころ。
低迷にも程がある場末感たっぷりのメジャー球団、インディアンズ。
その場末の草野球チームに毛が生えたぐらいの有象無象の寄せ集め集団がほぼほぼ反骨精神のみで成り上がっていく。
チャーリー・シーン、ただの勢いと甘いマスクだけの“暴投ピッチャー”だが、とある気付きでとんでもないピッチャーに確変する。
「ワイルド・シング!」「ワイルド・シング!」「ワイルド・シング!」
これはみんなで大合唱すべし。
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5.『バンクーバーの朝日』(2014)
2014年の映画。舞台は1900年代初頭のカナダ、バンクーバー。
新天地を夢見てカナダへと渡った日本人たちに待っていたのは過酷な肉体労働と貧困。
そんな中で生まれた草野球チーム。
激動の時代、夢も希望も持てなかった彼らが、海の向こうの野球の本場で光を見出す。
1940年ぐらいに実際にあった日本人野球チームの話、らしい。
白人に労働力として酷使され、肩身も狭く、虐げられながらも日本人が異国の地で見せる“スポーツマンシップ”と“大和魂”。
今や例のスポーツ番組でガチの野球企画に挑戦しちゃうジャニーズきっての野球少年亀梨和也が、ここでもガチのプレーを見せつけちゃう。
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6.『ミスターGO!』(2013)
最後、ちょっとアクロバティックな作品の紹介で“オチ”みたいになっちゃった。
2013年の映画。ここまでの5作と違って、アメリカでも、日本でもない、韓国の野球映画。
しかも、、、しかも、そう、“ゴリラ”が野球しちゃう。
中国の潰れかけの雑技団に拾われて曲芸のスターのゴリラ、“リンリン”。
このゴリラが「野球が得意なのか!」ということで、韓国のエージェントがスカウト。
この雑技団も借金で首が回らないので、「よし!わかった!行ってこい、リンリン!」と。
・・・・おい!
で、とりあえずバッターボックス、、、、おい!すげーな!完全なスラッガーじゃん、と。
ゴリラのリンリンが韓国球界に名乗りを上げ、この騒動をキッカケに球界のマネーゲームにメスを入れる。
実はね、実は。オダギリジョー、出てますよ!しかも、何なのこの髪型とキャラ。
ゴリラのインパクトに負けない存在感。この彼を観るだけでも価値はある。
・・・・そして、極めつけは、、、リンリンのライバル、、、マジか。
もう、これは観てもらわないと伝わらないやつ。
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、、、、野球の映画、、、、色々ありますね。
ファンタジーから、実話ベース、、、そして時代、世代、人種も超えて、、、、生態系も超える!それが野球なのだ!
少なくとも、野球が好きじゃないと観れないわけではないことが伝わったら嬉しいです。
それではみなさん、素敵な映画ライフを。
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