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【突撃!】ウルサマ 2024 ~光の戦士たち~
子供の頃から大好きな“ウルトラマン”。今日はその話。
そして、“光の戦士”達の雄姿を描く、ウルトラマンシリーズの映画をご紹介。
○特撮、そして、光の戦士たち
1966年から放送を開始し、今や60年弱の歴史を持つ、“光の戦士”たち。
今年、最新シリーズでは『ウルトラマンアーク』がテレビ東京系列で放送中。
>>>『ウルトラマンアーク』公式HPはこちら。
大人も子供も楽しめる、日本が誇る特撮の代表、それが“ウルトラマン”。
特撮は、変身による巨人化やアーマー装着による派手でカッコいいビジュアルのヒーローが敵を倒すバトル要素のみならず。
特撮とは、科学の探求であり、人の日常に入り込んでいる利便性や新たな技術への警笛、
そして、それによって人々の生活が豊かになったかのように見える一方で、
失ってしまったり、シワ寄せがいっている可能性がある部分に焦点を当てる。
なによりも人、子供の“空想”的見地を育みながら、大切に培い、常に末端の庶民に寄り添う物語。
それが“特撮”であり、“特撮”を楽しむ醍醐味。
実際、1966年から始まる初代のウルトラマンなどの初期の作品は、
特にそういう話が多く、科学特捜隊も本来は“怪獣を倒す”目的の組織ではなく、
“現状の常識では説明できない現象を科学的に解明する”ための組織。
そのコンセプトは今でも変わらずに大事にされている根幹の1つ。
そして、ウルトラマン自体の存在意義も、“怪獣を打ち倒す正義の味方”、ではなく、
怪獣を倒すか、倒さないか、ひいては、地球を守るか、守らないか、は人類次第で
人類にその選択を促し、その人類の選択を支えるために行動する、という存在。
つまり、特撮とは、常に人類が主役であり、人類の行動や主張、目的と希望、
それこそがウルトラマンの本質になる、というのが大きなテーマ。
特に1960年代~70年代は、技術や経済が大きく発展を遂げていて、
公害やオゾン層破壊に始まる環境問題、男女の平等・雇用機会均等の推進、地域格差など、
日本を取り巻く環境が目まぐるしく変化をしていた時代。
それらを浮き彫りにし、問題提起や、視聴者に1つの帰結を提案するような存在、“ウルトラマン”。
当時、昭和の『ゴジラ』の初期のシリーズの特撮監督をしていた円谷英二が当時のTBSと協力して
映像化されたのが“ウルトラマン”。
そこから60年ほど。アニメシリーズも展開されたり、世界に飛び立って行ったウルトラマンもいる。
そして、平成から令和へも再び再燃して毎年新シリーズ化されるウルトラマンシリーズ。
この特撮のテーマ、物語の奥行、そして、初代からの“光の戦士たち”の層の厚みとドラマチックな彼らの活躍。
これを一気に観れるのが“ウルフェス”、改め、“ウルサマ”。
最近は冬にも同形態のイベントが実施されているので“ウルサマ”と名称を変更し、毎年開催している。
セット展示、特撮ジオラマ、グッズ販売、そして、ショー。
半日ぐらい池袋で“光の戦士”にずっと浸れる空想の世界へ。いざ、出発!
○概要
■正式名称:ウルトラヒーローズEXPO 2024 サマーフェスティバルIN 池袋・サンシャインシティ
■通称:ウルサマ2024
>>>公式HPはこちら。
■日程:前期/STAGE1 7月20日(土)~ 8月5日(月)
後期/STAGE2 8月7日(水)~ 8月26日(月)
※ここ数年は前期と後期の2部制で、ショーの内容も変わったりしています。
なので、1回の夏に2回楽しめます!
■場所:池袋・サンシャインシティ文化会館ビル4F展示ホールB
■公式X:こちら。
■会場:
①展示エリア:TV放送中の最新シリーズのセットや歴代ウルトラマンの等身大特撮ジオラマが多数展示
②ステージ:約30~40分程度のショー会場。基本はこのショーの時間帯合わせでその他のエリアを回遊する仕組み。
③ウルトラマンデパート:いわゆるグッズ、物販コーナー。ここでしか手に入らないグッズ各種も!
①展示エリア
■円谷イズム「空想の力」
今回の最新TVシリーズのテーマが“想像力”でもあり、今回は原点ともいえる円谷英二氏の写真や
彼の根底にあるテーマをしっかり伝える展示や今での根強い人気を誇る初期の怪獣たちの展示がある。
■最新シリーズ『ウルトラマンアーク』のSKIPセットの展示
『ウルトラマンアーク』に出てくるいわゆる人類側の民間の科学捜査隊の組織SKIPの事務所のセットが展示。
入口入ると早々にTVシリーズのセットが出迎えてくれる。
■歴代ウルトラマンのジオラマ展示
ここ数年は往年の昭和のウルトラマンよりも、平成後期、ウルトラセブンの息子“ウルトラマンゼロ”以降の、
“ニュージェネレーションズ”と呼ばれる世代のウルトラマンたちが多く並ぶ臨場感と迫力満載のジオラマ展示。
・往年のレジェンド怪獣たちがお出迎え↓
・ウルトラマンゼロから始まる“ニュージェネレーションズ”たちの雄姿が再現される!
②ステージ
■近年はTSUBURAYAの戦略なのか、キッズ向けのショーコンテンツが多い。
最新作『ウルトラマンアーク』のコンセプト“想像力”をテーマにしながら熱のこもったショーが近接距離で堪能できる。
■そして、今回は“ニュージェネレーションズ”の世代のリーダー的存在のウルトラマンゼロの15周年。
声優が宮野真守なので、今年も色んな意味で激アツなショーコンテンツ。
舞台横や通路側の座席であれば、彼らが下りてきてくれて、握手やグータッチもできる!
③ウルトラマンデパート
■限定グッズの数々・・・。
毎年のことながら、お金がいくらあっても足りない。何時間でも買おうか悩める夢のような物販売場。
ひとまず今年の前期では、コレクションしている指人形数体とハンカチタオルに何とか気持ちを収める。
・・・次の後期では歯止めが効くかw
○まとめ
ここ数年は毎年、前期と後期で夏だけで2回も池袋のサンシャインで光の戦士たちの雄姿を観に行っている。
このショーが30~40分でコンパクトだし、毎回、最新シリーズを紹介しつつ、
いろんな光の戦士たちを絡ませて活躍を描くのでテンションMAX。
・・・・というか、エモさで感激し過ぎて、胸が熱くなって毎回泣きそうになる。
しかも、最近の“ウルサマ”のショー、最新TVシリーズからキャストの“本人稼働”もあったりする。
ご本人がすぐ目の前に・・・・もう、もう、、、、、胸がいっぱい。
この熱をそのままに、8月7日からの後期も行くぞ!
matchypotterのFilmarksの映画レビューはこちら↓
『長編怪獣映画 ウルトラマン』(1967)
『ウルトラマン 怪獣大決戦』(1979)
『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』(1979)
『ウルトラマン物語(ストーリー)』(1984)
『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』(1984)
『ウルトラマンゼアス』(1996)
『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』(1997)
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998)
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』(1999)
『劇場版ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT (ファーストコンタクト)』(2001)
『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET (ブループラネット)』(2002)
『劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』(2003)
『ULTRAMAN』(2004)
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)
『ウルトラマンサーガ』(2012)
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』(2013)
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』(2014)
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』(2015)
『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(2016)
『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』(2017)
『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』(2018)
『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』(2019)
『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』(2020)
『シン・ウルトラマン』(2022)
『ウルトラマントリガー エピソードZ』(2022)
『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』(2023)
『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』(2024)
※関連
・前回以前の【突撃!】系の記事はこちら↓
【旅日記】潜入!SHIBUYA TSUTAYA~リニューアル~&渋谷が映る映画 - matchypotterと映画の秘宝
【突撃!】東京国際“サメ”映画祭 <前夜祭> - matchypotterと映画の秘宝
【再突撃!】東京国際サメ映画祭<本祭> - matchypotterと映画の秘宝
<完>