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『名探偵コナン』 の迷宮~おわかりいただけただろうか・・・~
もう、最初に言う。宣言する。
わたし、灰原哀ファン。大好き。変に受け取られる可能性はありますが、ファンです!
・・・そんなわけで、彼女のことを“哀ちゃん”とかキモい感じで呼ぶことや
「“哀ちゃん”泣かすんじゃねーよ、バーロー」とか言うことがありますが、それはもう許して欲しい。
昨年はTVの編集版映画『灰原哀物語』があり、先日『黒鉄の魚影(サブマリン)』の公開があった。
なので、哀ちゃんファンとしては、大変満足な神がかってる1年であった。
予告編>>>『灰原哀物語』
予告編>>>『黒鉄の魚影(サブマリン)』
個人的には“工藤新一×蘭”よりも“江戸川コナン×灰原哀”、正直、こっちを応援しています。
ぶっちゃけ、こっちの方が一緒に死線をくぐってきた“阿吽の呼吸”を感じる。
現に、コナンと哀ちゃんはろくな会話や事前のすり合わせがなくても互いの1を聞いて10を知れてる。憧れる。
応援に協賛が必要ならお支払い検討します。「matchypotterは“江戸川コナン×灰原哀”を応援しています」。
“江戸川コナン×灰原哀”、、、。
その思いの丈は、「ぜってぇいつかコラムかいてやっからな、バーロー」。
※ということで、すでに滲み出てしまったが、今回はその話ではございません。
そんな中、、、今年は、服部平治と怪盗キッドに焦点を当てた劇場最新作、
『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が4/12(金)から公開されている。
予告編>>>『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
『名探偵コナン』
先日、そんなその個人的“キモい”ファン路線の話から『名探偵コナン』について知人と盛り上がった時に
言われて「はっ!」としたことがあった。
色々な背景、コミックやTVアニメというジャンル特性、
そして『名探偵コナン』の長きに亘る歴史を考えると当たり前なのかも知れない。
そして、それは同様ケースの他のコミックなどにも発生しているのかも知れない。
『名探偵コナン』。
「週刊少年サンデー」で1994年5月から連載開始。TVアニメは1996年から。
現在に至るまでコミック、TVアニメ、劇場版と、映像コンテンツからグッズ各種・・・。
まもなく30年間、幅広く愛されているコンテンツ。
高校生探偵の工藤新一。
遊園地での“組織の取引”を目撃した時に“アポトキシン4869”なる薬を飲まされ、体が小さく縮む。
一命は取り留めたものの、その正体を隠すために江戸川コナンと名乗り、探偵業を続け、
“黒の組織”を追い続けながら、色んな事件を解決していく話。
※ちなみにこの“アポトキシン4869”の開発研究に携わっていたのが“シェリー”こと、灰原哀。
彼女もまた殺されかけてこの薬を飲んで生き延びている・・・。
江戸川コナン、そしてその仲間たち“少年探偵団”は小学1年生。
そう、この設定で30年間弱ずっとやっている。
その間、ずっと歳を取ることなく、ずっと事件を解決し続け、ずっと“黒の組織”を追って追われて、をしている。
○深まる謎
ここで・・・・?と。
成長軸、人物設定がココで止まっているのに、“ずっと”し続けている・・・?
まるで、トリックアートみたいな感覚になる。
ずっと階段を上り続けている絵なのに、辿ると元の位置に戻ってくる的なあの絵を見た時の感覚。
しかし、話はここで終わらない。
これだけなら、まだ「そういうもんでしょ。だって“見た目は子供、頭脳は大人”なんだから」で消化できる。
だけども、それで消化できないこともあったりする。
これは『名探偵コナン』シリーズに限らず、多くのご長寿のシリーズの永遠の七不思議かも知れない。
でもその七不思議にならない作品もある・・・・だから余計に不思議。
例えば、少し前のコナンは連絡手段として“ガラケー”を使っていて、直近の作品では“スマホ”が当たり前。
つまり、作品内のテクノロジーが進化している・・・。こういうことが結構色々ある。
○まとめ
言いたいことをまとめると、
①キャラクターの成長軸はストップしていて、ずっとこの人物設定のまま。
②ストーリーは回を追うごとに進展していて大筋の真相に迫ったりする。その度に新キャストが出てきたり、過去の作品での出来事は累積する。
③そして、身の回りの生活感やテクノロジーは進化する。
「おわかりいただけただろうか・・・」
同じ年齢であり続ける同じ登場人物に“過去が蓄積”し、その登場人物以外の世界は“時代と共に進化”する。
不思議だ。でも“真実はいつも1つ”だ。
何が不思議って、これでも全然良いわ(そんなこと気にならないし、哀ちゃんファンですから!)と言い切れるところ。
むしろ、知人との「哀ちゃん、好き」話がなければそんなこと気付きもしなかった。
だから、「言いたいだけ」的な感じで最新作の劇場公開にあやかってココで書いてみた。
つべこべ言ったところで、結局、『名探偵コナン』の劇場版は面白過ぎるので、
まったく文句はない。文句はないどころか、絶賛に値する。
私が絶賛している模様は以下、是非各作品のレビューをご覧ください。
matchypotterのFilmarksの映画レビューはこちら↓
2023年『名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン』
2024年『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
(観た作品だけでスミマセン・・・コンプリート頑張ります!)
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