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【旅日記】南沢あじさい山と“花”が綺麗な映画
今年2度目の“お花畑”に。
6月と言えば、梅雨。梅雨に咲く花と言えば“あじさい”。
今思えば、「あじさいを愛でる」なんてここまでの人生で一度もやったことないな、と。
それで今年はなぜか余暇に行くレジャーの1つに「お花畑に行く」、
というのがなぜか流行になりつつあり、前回の『神代植物公園』に続いて、色々調べていたら、
これまた比較的近場に「あじさいを愛でる」ことができる場所があった。
だから、ちょっと行ってみた。で、行ったは行ったんだけど、ちょっと時期が早かった。
ホームページに「6/8(土)~」と書いてあったからまさに6/8(土)に行ったんだけども、
今年の気候的に“まだ”だったらしい、、、、現地に着いたら「本格的には来週からになりますね・・・」、と。
でも、来てしまったからには、と馳せ参じた。
結果的には確かに「本格的に満開」ではなかった。咲いていたけど、「まだこれから」な感じだった。
でも、これが満開だったら、と思うと、なかなかスゴい、という可能性をひしひしと感じられた。
だから今回はこの「南沢あじさい山」と、花が綺麗な映画をご紹介したい。
まだこの「南沢あじさい山」と前回の「神代植物公園」ぐらいしか体験していないが、
“お花畑”、なんやかんや悪くないな、と思った。
何より綺麗で儚い“花”を愛でるような歳になったのか、と妙にノスタルジックな気持ちになる感じが、
それはそれで悪くないなと思い始める、今日この頃。いよいよ歳を取ってきたな。
花が綺麗な映画、私が観てレビューを描いている作品から抜粋、是非、そちらもご覧ください。
・・・・ちょっとこれを機に強引に“花”に寄せている作品もあるにはありますけども。苦笑
○南沢あじさい山
>>>公式HP:こちら。
6/8(土)~7/7(日)まで、「秋川渓谷 あじさいまつり 2024」というイベントも開催中。
>>>公式HP:こちら。
まず、この「南沢あじさい山」の成り立ちに驚愕した。
もともとあじさいが自然発生的に群生していたわけではない。
南澤忠一さん、という地元の方が、ご両親のお墓までの道のりを「あじさいでいっぱいにしよう」と思い立ち、
みんなの笑顔が見たくて、50年間も自力で植え続けたのが「あじさい山」になった、と。
現代における、まさに“花咲かじいさん”ではないか、、、信じられない。
一部撮影した写真を掲載しているが、行ってみたらわかる。
これ、「ちょっと頑張りました」では到底片付けられない規模のあじさいが植えられている。
その南澤氏も亡くなられており、現在は地元のボランティアの方々が管理をされているらしい。
山の中に“作られた”自然ではないあじさいの群生ではあるが、
逆に言えば、これはちょっと人が為す“栽培”とか“ガーデニング”の極みな気がする。
本当に植えられるところすべてにあじさい植えてみました、みたいな。こんなことできるんだな。
花を植える、というだけではなく、人が何かを、人の喜ぶ顔が見たいというモチベーションだけで
やり遂げれることの気持ちの強さ。執念に近い、人の思いがそこにあった。
○場所
住所:〒190-0172 東京都あきる野市深沢368
入山料:600円
JR武蔵五日市駅から徒歩40分
JR武蔵五日市戦の終点「武蔵五日市駅」から徒歩40分。
最寄りに駐車場はナシ。車で来るなら駅前のコインパーキングに停めるしかない。
イベント期間中はシャトルバスも出ているらしい。
私が行ったときは「本格的には来週からになりますね・・・」の通り、シャトルバスはない・・・。
ということで、行きはタクシー。タクシーなら15分ぐらい山を登って入口に到着できる。
片道2,000円ぐらい・・・だったかな。
帰りは、歩いた。頑張って下った。普通の車道を下るだけなのでそれほど大変ではない。
帰りのタクシー呼ぶのも面倒で、タクシー代をケチってやるという貧乏症的な根性だったのは否定できないが、
天気も良く、気温もそこまで高くなかったので、下りの徒歩は30分ぐらいだったけど、気持ち良かった。
○感想
私は完全に「あじさいを愛でる」ために、タクシー使ったり、ほぼ普段着で軽い気持ちで行った。
おそらくイベント期間中はそういう観光客も多いのだと思う。
だけど、「あじさい山」なので、それなりの“ハイキング”的な装備で“山歩き”を楽しもうとしている姿の人たちが多かった。
この辺りは、五日市~奥多摩エリアの山々の登山道が繋がっているエリアでもあり、
そういう“山歩き”レジャーとしても楽しめる。
ちなみに、車に戻ってから帰りがけに行ったが、この辺では有名な「生涯青春の湯 つるつる温泉」もあったり、
東京で日帰り温泉も楽しめるスポットも多いので、そういう楽しみもある。
>>>公式HP:生涯青春の湯 つるつる温泉
残念ながら、あじさいとしては満開時期を完全に誤ってしまった。
だけども、あじさい山の背景や思いに触れ、短い時間だが自然に触れながら山歩きを楽しみ、帰りに温泉。
振り返ってみれば日帰りとしては十分楽しめて充実した1日だった。
自分も誰かの笑顔が見たくて、何かをやってやろう、と思える日が来るのだろうか。
そんな南澤氏の優しさやホスピタリティ、そして強い意志に敬服する。
お花畑に行きたい人、何かを遺すことをチャレンジしようとしている人、シンプルに山歩きしたい人、
ただただ自然を感じたい人、、、ここには色んな目的で来れる。
ここは“お花畑”というメルヘンな風景だけではない、
人の真心やホスピタリティを感じれる素晴らしい場所だった。
○ご紹介『朽ちないサクラ』
今回の“あじさい”とは違う花だけど、“花”と言えば“桜”“サクラ”にちなんだ最近の映画をご紹介。
6/21(金)より劇場公開されている『朽ちないサクラ』、これ良かったので、
完全についでの流れでご紹介。是非、ご覧ください。
>>>公式HP:こちら。
>>>予告編:こちら。
>>>Filmarks:こちら。
matchypotterのFilmarksの映画レビューはこちら↓
『秒速5センチメートル』(2007)
『リトル・フォレスト 夏・秋』(2014)
『植物図鑑』(2016)
『君の膵臓をたべたい』(2017)
『今夜、ロマンス劇場で』(2018)
『ちはやふる -結び-』(2018)
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023)
※関連※
前回の初めての“お花畑”、『神代植物公園』の記事はこちら↓
【旅日記】神代植物公園~お花畑~と自然の映画 - matchypotterと映画の秘宝
こういう【旅日記】も書いております。日光です↓
【旅日記】日光① ~EDO WONDERLAND 日光江戸村 編~ - matchypotterと映画の秘宝
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